犬を飼うに当たって、まず私たち夫婦の希望は黒っぽい和犬が良いということ。
これは単なる好みです。
シベリアンハスキーも好きだけど、断然秋田犬か柴犬か甲斐犬が好き!
その中で一番飼いやすいのは柴犬かな?
10数年間お付き合いする犬だから、この好みは大切です。
そこから意見が分かれました。
妻
和犬っぽい犬なら雑種でも良い。
できれば保護犬を迎えたい。
ブリーダー崩壊やいい加減な飼い主に苦しめられている犬を引き取りたい。
夫
黒柴のメスが良い。保護犬は嫌だ。
ルームメイトが飼っていたのが黒柴のメスでよい思い出がたくさんある。
自分たちのような初心者が、ひどいことをされたり悲しい思いをしたせいで少し癖のある犬を扱いきれるのわからない。
それよりは今回はブリーダーから買いたい。
これを話し合い、折衷案として「黒柴のメスの保護犬がいたらもらう」というセンで様子を探りました。家を買う準備や契約の期間と並行して探したので約7ヶ月…。
保護犬マッチングサイトを毎日見て譲渡会にも何度も足を運びました。
主に見ていたマッチングサイトはこちら
とはいえ、上記2つの中にも変な人はいるし、いい人もいるので玉石混交状態です。
サイトの目的はとても有意義なものだと思います。運営してくださっている方に感謝!
でも運営者が防ぎきれない変な人も中にはいるみたい。
きちんと調べて、きちんと納得のいく方法でやりとりするのが大事なのかな。
必要な情報を出さない、とか、条件に記載されていない金銭を要求するなどは要注意かも。
私も何度か問い合わせをしてやりとりしたのですが、もう決まってしまったというケースが2回ありました。
決まったのならよかった!これは喜ぶべきことですね。
うちに来なかったのは残念だけど、きっと幸せになるんだね。こういうことはご縁なので粘り強く当たるしかないみたい。
また、問い合わせた保護団体さんによっては犬種や性別のリクエストにいい顔をされないこともありました。
柴犬は人気犬種なので純血柴はわりと引き取り手があるそうです。柴が混ざった雑種はどうかと打診されたこともあります。
わかります。「命」だという概念からすると犬種なんか大切じゃないよね。雑種だって可愛くて良い子はいっぱいいる。
でも私たちも初めて飼う犬には期待もあるけど不安もいっぱい!
特に夫はどのくらい大きくなるのか、どんな性質の犬なのか手がかりが欲しかったようです。
結局ピンとくるご縁がなく、結果的に今回はブリーダーから買おうということになりました。
ただし、ブリーダーから買う時に保護団体へも寄付をする。これは今回私たちが引き受けられない罪悪感から逃れるためでもあります。
それでもやらない善よりやる偽善を信じる。
もし、2頭目を飼うことがあれば必ず保護犬を迎える(飼い主スキルも上がっているはずなので多少のマイナスがある子でも迎えられるという期待を込めて)と約束をし、今回は夫の希望に従うことにします。
いつかチャンスがあれば保護犬、ぜひ迎えたいです。雑種の愛くるしさも大好きだ!
でも、まずはブリーダーさんから譲ってもらう子とともに私たち飼い主が成長しなくては。