黒柴の徹子

夫婦二人とおっとり黒柴犬徹子。初めての飼う柴犬の飼育日記。

ボンダイビーチ動物病院とHACHI 約束の犬

最近2回ほど、ボンダイビーチ動物病院というドキュメンタリー番組を観ています。
D-Lifeでやってます。

もっと早く知っていればよかったな。


シドニー随一の美しいボンダイビーチに建つ動物病院で、イケメンのベテラン獣医師クリス・ブラウンが、物言わぬ大小様々な動物たちの命と向き合い、傷を負った動物たちの治療にあたるオーストラリアの人気ドキュメンタリーシリーズ。お馴染みの犬や猫などのペットはもちろん、今シーズンも、ウォンバットエミューなど、オーストラリアならではの動物が登場。さらには馬や牛などの大型動物や、61歳のガラパゴスゾウガメも登場。

犬だけではなく、他の動物の体の解説があるのもいいね。


動物の医療モノなので、重篤な病気や怪我をしている動物が出てきて痛々しい場面やかわいそうな場面もあるのですが、私にとっては興味深い。


ペットを家族として大事にしている人たちが観れるのもいいです。

大抵はハッピーエンドになるので、ケースを選んでいるのかな?という疑問は残ります。
オーストラリアにだってペットを大事にしない人もいるだろうし、どんなに手を尽くしても救えない命もあるはずですから。
でも動物が健康を取り戻し、再びお家に帰れるところは嬉しい。

そういう意味ではわりと気楽に観れる番組です。

来週は繁殖犬で立てなくなったグレイハウンドが再生するまでをやるようです。




ペットものといえば、思い出すことがあります。
映画を見ても泣かない私が唯一大泣きした映画のことです。
まだ犬を飼ったことがない頃のことです。
2009年の映画。
HACHI 約束の犬(字幕版)


以下ネタバレ。かつ批判も含む。







私が泣いた理由は悲しくて悲しくて怒り泣きしたのでした。

ハチ役の秋田犬は無茶苦茶可愛かったけど。

ハチがリチャード・ギア演じるご主人に会いたくて家を抜け出して駅まで行ってしまうことに困り果てた家族は、
「貴方と一緒にいたいけど、行きたいならもう仕方がない」
と言ってハチを放してしまうのです。そして引っ越す。
ハチは野犬に。

建物の軒先で雨露をしのぐ生活をしながら駅に通い、ご主人を待ち続けます。


なぜ無理矢理にでも連れて行ってあげないの?
なぜハチがご主人の不在を受け入れるまで一緒にいてあげないの?
ハチはずーっと「今日も来ないな」とがっかりしてねぐらに帰ることは幸せなの?
家庭犬として育ったのに、ご飯や病気になったらどうするの?

なんということをするんだ!この人たちは。

と怒ってオイオイ泣いたのでした。

そもそもハチ公の話は日本の話。
動物への感覚が今とは違う昔の話であることもわかってたわけで、知ってたんだから見なきゃよかったのにバカだった。
日本のハチの話も、実話を読むとちょっと悲しくなります。


私は、もし私が死んでしまったら徹子には待っていて欲しくありません。
夫とか私の弟とか、どうしようもなければ第三者でもいいから誰かに飼われて私の存在以外の幸せも感じてほしいです。

犬を飼うようになってたまに少し苦い思い出として思い出します。

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